衝撃体験
『なんでも鑑定団』で忘れられない記憶がある。

ある回で、依頼人から重文級だという絵巻物が持ち込まれた。
真贋はいかに!?みたいないつもの流れで、
ボーっとそれを見ながら、「別に普通にうまい絵だな」と思っていた。
額に入れて、その辺の公共施設に飾られてても違和感のないレベル。

結論から言うと、その絵は偽物だった。
鑑定士の人いわく「描かれた時代は古いですが、
どこどこの美術館に既にある絵の模写ですね」とのこと。

で、その原本の方をスタジオで映像で紹介したのだが、それがもうビックリ。

全然違う!

構図も構成もほぼ同じなのに、雲泥の差。
タッチの細密さ色彩の鮮やかさ、人物の表情の豊かさや描き分け、比べ物にならん。
百貨店の紙袋と、同じ柄の百均の紙袋みたいな感じ。一発で見分けがつく。

原本を知らなければ十分うまい絵に見えていた模写の方が、
本物を見た瞬間からゴミに見えたという衝撃。

良い物を見て目を肥やせという意味が分かるというか、
本物を見知っておくって大事だな…と思った体験でした。

映画『鍵泥棒のメソッド』でもあったけど、
つまりこういうことは有り得る。(@井上トモコ先生/まんがタイム4月号)

time1404.jpg
トンデモナイー!アナタスゴイヨ!イイコトアルヨ!


【2014/03/13 00:00】 | 雑記


| ホーム |